「任意保険(対人賠償)」に加入するのは、車を所有し、車を運転する者として、もはや常識です。
これに加えて、単に加入するだけでなく、「対人賠償」については、無制限に設定するのも常識でしょう。
少なくとも、私がお付き合いをしている友人や知人は「100%」任意保険に加入しています。これが一般的と考えていたので、その他のドライバーも、同じように任意保険に加入しているものと信じ切っていました。
ところがです。
自動車保険の概況・118頁「任意自動車保険 用途・車種別普及率表(2019年3月末)損害保険料算出機構
当調査データによると、全国平均で5台に1台の割合で、任意保険に加入していない恐れがあるのが分かります。
5台に1台の割合で任意保険に加入していない可能性って、メチャクチャ多いと感じたのは私だけでしょうか?
ちょっとした、近所のスーパーに買い物に行く程度でも、数10台の任意保険未加入車両とすれ違っていることになります。
更に、驚いたのは、各都道府県によって、かなりのバラつきがあることです。
例えば、当調査データによれば、加入率は
大阪:82.7%
沖縄:54.3%
です。
加入率の高低だけで、安全か危険かの判断をすることはできませんが、少なくとも万が一の事故の際、相手車両が任意保険に入っていない確率は大阪よりも沖縄の方が高いことが、データから読み取れます。
この数字!こわくないですか?