車の購入、売却の際に準備する売買契約書。
私自身も愛車を売却・購入を何度か経験してきましたが、数年前までは売買契約書にサインをする前に内容を確認はしていましたが、正直もう決まった内容だと思いさらっとしか見ていませんでした。
こんな過去の私と同じようにさらっとしか売買契約書に目を通していない方!
気をつけてください!
特に個人間で売買をしたり、ヤフオクなどのオークションで売買をしたりする場合には何度も内容を見返すくらいの気持ちで考えておきましょう。
実は車の売買においてこの契約書は必須書類ではありません。
そのため決まった雛形はなく、独自に作成をすることができるのです。ディーラーや車屋で売買をするのであればきちんとした内容の売買契約書が出てきますが、個人間売買やオークションの場合だと適当に作成をして車の受け渡しをして終了としているパターンが多いです。
もはや売買契約書なしで取引完了としているケースもよく聞く話です。
売買契約書がなければ、受け渡し後に車体に問題が起きたときに、”どちらが””どこまで”責任を取るのかとトラブルになることは見えています。
だからこそ、必須書類ではないけれど売買契約書は締結させた方がよく、ディーラーや車屋では必ず売買契約書に取引の内容や瑕疵担保責任などを詳細に記載し取引完了としているのです。
とは言っても、車の売買契約書は内容がとても細かく「全てを見ろ」「2回は繰り返しみろ」と言われても実際にそうする方はそうそういないはずです。
私自身も同じことが言えます。
そこで下記記事では、車の売買契約書で必ずみて把握しておくべきつ6のポイントを解説しました。
- 自動車の情報について
- 取引金額とその金額の受け取り・支払い方法について
- 車両の引き渡しについて
- 瑕疵担保期間について
- 破損や不具合の責任の範疇について
- 売買契約の解除について
ここでは簡単にしかお伝えしませんが、この6つは最低限売買契約書で目を通しておくべきポイントです。
どんなに急いでいても、面倒でもここだけはさらっとではなく、しっかり目を通し覚えておきましょう。
先ほどもお伝えしている通り、車の売買契約書には決まった雛形はなく自由に内容を決めることができます。こうなれば作成した側に悪い考えが働けば、不利な条件も売買契約書へ入れられる可能性も十分に考えられます。もし少しでも気になる内容があれば、売買契約書に押印(サイン)をする前に指摘しましょう!
個人間で売買をしたり、オークションで車を売買する方は面倒ではありますが、基本的にこちら側で売買契約書を作成し話を進めることをおすすめします。
内容を相手側に決められるとそれこそ内容の確認に神経を使います。
良い取引、取引後もトラブルなく済ませるために売買契約書はとても重要なのです。
これから車の購入・売却を考えている方は『売買契約書』に注目して取引をしてみてください!