教養としての車学

車雑誌記者が車の楽しみ方・賢い売買方法等をご紹介!

車一括査定のデメリットって何だろう?

車を手放す時に、なるべく高く売りたいのなら、複数の業者から買取査定をしてもらい、それを比較しながら交渉するのが効果的です。

こうした中、複数の業者の査定が簡単に手に入れることができるのが「車一括査定」の優れた点です。

しかし、車一括査定の利用にはデメリットも存在ます。

そこで今回は、車一括査定のデメリットについて簡単に深掘りしてみたいと思います。

車一括査定の最大のデメリットについて

車一括査定のデメリットについては、いくつかありますが、なかでも最大のデメリットは「受付直後に電話が殺到すること」と言えます。

具体的にどんなことかと申しますと、一括査定に申し込むと、その直後から買取り業者から査定をするための調整依頼の電話が集中的に掛かってくることです。

特に、人気がある車種については、この傾向が高くなり、時間帯によってはよっては「受付後の数時間は電話が鳴りっぱなし」なんてことも珍しくありません。

しかし、この最大のデメリットを解決できている新しい車一括査定のシステムがあります。

それが「MOTA車買取」のシステムです。

システム的に、受付直後には電話が掛けられない仕組みになっています。

具体的に、どのような仕組みで解決しているのかについては、詳しい記事を書きましたので以下のコンテンツを参照してみてください。

www.genderadvisorybureau.com

その他のデメリットについて

その他のデメリットとしては、以下の3つが挙げられます

  1. 加盟店の少ない地域では査定に参加する業者が少ない
  2. 不人気な車種の場合は、査定額が希望額に達しないケースもある
  3. キャンセルの際の連絡先が、とても多い

1番と2番については、やむを得ない事項と言えるでしょう。

不人気車は、必然的にリセールバリューも低くなるので、希望額に達しない可能性が高まるのは仕方がないことです。

しかし、特に3番の「キャンセルの際の連絡先が、とても多い」については、注意が必要です。

車一括査定の査定後のキャンセルについて

仮に、20社が査定に参加してくれたケースで考えてみましょう。

あなたは、売却先として、その中の1社と契約したとします。

この場合は、残りの19社に対し、「他の売却先に決めました」との連絡をしない限り、繰り返し営業の電話が掛かってくることになります。

これは、当然ですね!

なぜなら、他の19社は、売り主が連絡しない限り、売却先が決まったことを知るはずがないのですから。

もちろん、きちんと他社に決めた旨の連絡をすれば、しつこい営業電話などが掛かってくることは、まずあり得ません。

残念なことに、こうした連絡をしていなにも関わらず「一括査定はしつこい営業電話が多い」と勝手に思い込み、SNSなどで風評する売主が多いのが現状です。

一括査定は優れた仕組み!

車一括査定は、少しでも高く車を売りたいと考えている人にとっては、極めて合理的なシステムです。

例えば、10社前後の査定を比較するために、自分で店舗に持ち込んで査定してもらう方法では、少なく見積もっても通算で4、5日必要でしょう。

会社勤めの人にとって、車の査定だけに数日の時間を確保するのは、かなり難しいはずです。

しかし、車一価値査定の仕組みを活用すれば、在宅のまま、複数社の査定が受けられる可能性があります。

ほとんどのサービスは完全無料で提供されていて、納得できる買取額に達しなければ、査定後であってもキャンセルは可能です。

適切に活用していただければ、売り手にとっても、買い手にとっても、winwinとなる優れたシステムです。

私も、10回弱利用していて、毎回、ディーラーの下取り額よりも高く買取ってもらっています。

是非、車を高く売りたいと思っている人は、ご活用ください。